1. |
暗宿
02:32
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English title: Street of Shame
対応出来ない
ラジカルな態度に
悴んだ手を払い暗屋へ
世知辛いと嘆いた後
手のなる方へ
細い路地を伝って
愛が一層不安げに
教養のない虫を見て遠巻きで笑った
解決出来ない
言語、当為、アレゴリー
殺したい奴もいて
思い出したい奴もいて
哀願、股座に搾取の痕
恐れをなしたその虫は何も言わずに立ち去ってしまった
「内臓のなかにいることでどれほど安心するか知りたい者は、娼婦の股座によく似た暗闇へとよろめきながらも自らを追い立てねばならない」
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2. |
輪姦
01:29
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English title: University Life
淡く見飽きた怒号、虚栄心
残る微香に
苦い思いが
閉じた目、音は消え、汚される朱唇の先
失った信仰や瞑想の虚しさが
長い時代の終わりを知らせた
忍ぶ紅い花
もう戻れない
代替の享楽に組み込まれ
刹那は不条理の受肉を堕ろしてゆくでしょう
裂ける採算
熟れた脂肪が
気付かれないように
手を伸ばす猿が
「遠方で何か行われていたようです」
彼らはそう言い静かに笑った
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3. |
一斉蜂起
03:32
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English title: Intifada
最低のうだる午後の暑さに
実態のない国と金の縁を見て気づく
何でもない壁や肖像や
瓦礫から湧く煙や
星のようなアジが今日はやけに明るんで
最低なこの壁の
上に立った後
少しでも今を憂う
思邈
開拓者の淡い臭い
偶然が溶けて
群衆は白けた
日増し身を絶ち消える者が現れて
機会を待つ者は首を垂れて嘆いた
最低なこの壁の
上に立った後
火をつけて
何でもない拍子に笑ってみたい
痙攣が最期、駆け巡ったとき
この街をにわかに照らすのは私
残された人の結び目
壊れかけの住処で
開かれた人は不条理に挑むと
男は叫んで通りを歩いた
気休めに石を投げ
持て余した時間に別れを
最低さえ慣れて
いつまで思う壺
最低なこの壁の
上に立った後
火をつけて
何でもない拍子に笑ってみたい
痙攣が最期、駆け巡ったとき
この街をにわかに照らすのは私
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4. |
約束
00:44
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English title: A Promise
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